こんにちは、管理人です♪
突然ですが猫つべ君!炎上系YouTuber(ユーチューバー)というのはご存知でしょうか?

はい、正解です♪
何かと話題になる「炎上系YouTuber」というカテゴリー。
主に不祥事を起こしたYouTuberの事や世間の認知度が高い出来事に対して、文句(クレーム)や考察を動画に収めて投稿しているスタイルのYouTuberの方々です。
最近では炎上系とは少し違う「物申す系YouTuber」も出てきたりしていますね。
今回はそんな炎上系・物申す系YouTuberを題材にして、その目指し方やリスクなど様々な視点から考察していきます!
目次
炎上系・物申す系YouTuberの5名をご紹介!
まず炎上系・物申す系動画の共通点としては「動画が非常に拡散されやすい」という性質をもっています。

仰る通りです。その為リスクはあるものの、その性質から再生数を大きく増やすことが、その他のジャンルに比べて比較的簡単にできます。
しかし「闇雲に炎上させれば良いのか?」と聞かれれば当然そうではありません。
しっかりとした戦略を練るからこそ支持されるのです。これから5名の炎上系・物申す系YouTuberをご紹介していきますが、その違いや戦略などを解説していきます。
炎上系YouTuberの元祖!シバター
最初にご紹介するのは日本一の炎上系YouTuber、シバターさんです。
元祖炎上系YouTuberとして活動しており、そのチャンネル登録数は炎上系YouTuberの中でもトップクラスで75万人にものぼります。(11月13日現在)
過去にヒカキンさんの書籍を燃やす動画で注目が一気に集まり、良い意味でも悪い意味でも一躍有名になりました。

仰る通りです。特に女性人気の高いYouTuberのはじめしゃちょーさんなどを扱った動画では、大きな反響を残しましたね。その結果アンチの数も大きく伸ばしてしまいましたが・・笑
またシバターさんはネットへ動画を投稿する以前から格闘家として活動しており、自身のYouTubeにもプロレスに出場する動画などが上げられるのも特徴的です。
YouTuberネタの情報はとにかく速い!
そんなシバターさんの動画ですが、情報が速いことが人気の秘密です。
時事ネタに関する動画も多く、世間の熱が冷めないうちに投稿される動画は自然と再生回数も伸びていきます。
最近では歌手の安室奈美恵さんが引退するニュースについて話した動画や、歌舞伎役者の市川海老蔵さんに関するものもあります。
シバターさんはコアなYouTubeファンだけでなく、一般の人にも伝わりやすい情報も扱う傾向にあります。
過激な動画内容とは裏腹に実は良い人説?
上記でも少しお話ししましたが、シバターさんの代表的な炎上系動画に「人気YouTuberのヒカキンさんが出版した本を燃やしてしまう」と言う内容のものがあります。(現在は削除されています)
動画を見る限りヒカキンさんの書籍を燃やしている訳なので、これはある意味シバターさんからヒカキンさんへの宣戦布告とも受け取れる動画であるともいえます。
しかし一方でシバターさんは自身のニコ生でヒカキンさんのYouTuberとしての戦略をベタ褒めしています。
その際にシバターさんとヒカキンさんが一緒に写っている写真もネットへ公開されていたことから「実は二人は仲がいいのではないか?」という声もあります。
また過去にはプロ野球選手のダルビッシュ有さんとネット上で絡む場面も見られました。
その際にシバターさんは自身の動画内でダルビッシュ有さんが高校生時代に喫煙をしていたことや、恋愛関係の話までかなり際どい内容の話をしています。
これに対してダルビッシュ有さんは「シバターさんが実はいい人だと知っている」という発言をしており、著名人からも意外と「いい人である」という評価を得ています。

そうですね。管理人の考えもシバターさんが動画内で過激な発言をしているのはあくまで戦略であり、あえて炎上系YouTuberらしい行動をしているのだと考えています。
それを表すかのようにシバターさんを支持する人は多くいます。ただ悪口を言う動画内容では視聴者には支持されず離れていくでしょう。
執拗ないじりを繰り返すYouTuber!よりひと
次に紹介する炎上系YouTuberは、よりひとさんです。
別名「いじり系ネタ系ユーチューバー」として活動されています。チャンネル登録数は26万人。(11月13日現在)
炎上系YouTuberとしては珍しくリスクヘッジを徹底して行なっているため、アンチの数は非常に多いものの本名や住所などの個人情報はほとんど知られていません。
炎上系YouTuberの中でも最も凶悪?
よりひとさんの特徴とも言えるのが、その「独自の情報網」です。
投稿されている動画を確認すると、その中には「なんでこんな事まで??」という情報も多くあります。
ネット上での情報だけではなく独自の情報網を持っているのでしょう。
それを多方向に向けて発射していくので、その威力は絶大です。
人気・知名度向上のきっかけ
よりひとさんが多くの人に認知されるきっかけになった出来事は、YouTuberのたかねんさんとの喧嘩キャスです。
たかねんさんが初めて炎上を起こしたキャス配信で、この出来事ので今でもたかねんさんのことを嫌いな人が多いです。
よりひとさんはこの出来事以前からYouTuberに関する裏情報を収集し、炎上系YouTuberとしてのデビューの機会を狙っていたようです。
様々なYouTuberへ喧嘩を売っていくスタイル
よりひとさんと言えば、同じYouTuberのたむちんさんとの喧嘩の動画でも有名です。
事の発端はよりひとさんが、たむちんさんの彼女であるあやぽちゃさんをネタにからかったところから始まりました。
たむちんさんがこれに応戦し「かかってこいよ」という旨の発言をしたため、住所を特定し家まで押しかける動画がYouTubeに公開されています。

ただ、これが「本当であれば」の場合です。
これは分野に限らず多いのですが、いわゆる「ヤラセ」というものはお互いの合意があれば簡単に作り出す事が可能です。
事前に打ち合わせをして、いかに動画を面白く、話題性を豊富に作っていくかも炎上系YouTuberの魅せどころと言ってもいいでしょう。
今後のいじり対象YouTuberは?
他の炎上系YouTuberと違い、執拗に攻撃対象にするのがよりひとさんの特徴です。
最近ではフィッシャーズさん。
きりたんぽさん。
スカイピースさんをネタにして各視聴者に喧嘩を売るスタイルで炎上しています。
しかしいつまでも同じ対象に留まるよりひとさんではないので、今後いじり対象となるYouTuberさんの方はお気の毒としか言えませんね・・。
ニコ生出身の高学歴!みずにゃん
みずにゃんさんはニコ生出身の炎上系YouTuberで、チャンネル登録数は15万人にのぼります。(11月13日現在)
ニコ生時代から知名度があり、他の生主の揚げ足をとるスタイルで人気を得ていきました。
しかしその反面アンチの数も非常に多く、Twitterのアカウントはスパム報告によって凍結された経験もあります。
架空請求の悪徳業者へ電話する動画が有名
炎上系の動画とは少し違うジャンルになるかもしれませんが、みずにゃんの動画の代表作として「架空請求の悪徳業者へ電話して闘う」動画が有名です。
他にも「アイドルの枕営業の話し」「宗教団体へ潜入した話し」など内容的にテレビでは絶対扱えない動画を制作しています。
当時中学生の女の子に手を出し逮捕?
みずにゃんさんと言えば、2011年に当時中学生の女の子に手を出して逮捕されたという話も有名です。
事件の後本人は「あれは全て釣りだった」という内容の発言をしていますが、その真偽は定かではありません。
正論をぶちかます!MONSTERsJOHN TV
次に紹介するのは「MONSTERsJOHN TV」というチャンネルを運営する外国人のジョンさん。
炎上系YouTuberというよりは「物申す」系と言ったほうが正しいかもしれません。
チャンネル登録数は7万(11月13日現在)で、酒やタバコ、ギャンブルなどは一切やらないと公言する意外にしっかり者のYouTuberです。
以前はニコ生で活動していたらしいですが成果は出ず、YouTuberとして活動するようになってから徐々に結果が出てきました。
正論で物申していく動画を展開
上でもお伝えしましたがジョンさんの動画は、物申す発言で定評があります。
他の炎上系YouTuberと少し違って、叩いたり批判したりというより正論で物申していくスタイルのため、その他の炎上系YouTuberに比べると圧倒的にアンチ(嫌っている人)が少ないです。
ここが炎上系YouTuberと物申す系YouTuberの大きな違いの1つでしょう。
最近はやってみた・おもしろ系に転向?
以前は炎上系の動画をメインに活動していましたジョンさん。
しかし炎上系の動画で再生数が伸び悩んでいるのか、最近はやってみた系やおもしろ系の動画に転向しているようです。
やはり炎上系YouTuberの性質は「炎上」させる事で再生数を大きく稼ぎます。
人に嫌われる数が多ければ多いほど収入になると言ってもいいでしょう。そのような意味では嫌われる事に抵抗がある方には炎上系YouTuberには向かないのかもしれません。
物申す系YouTuber!プロゲーマーのKUN
最後に紹介する炎上系YouTuberは、元プロゲーマーのKUNさんです。
チャンネル「KUN サングラス」は11万人のチャンネル登録数(11月13日現在)がおり、数多くの過激な発言をした動画が公開されています。
炎上系でありながら信者も多いKUNさんは、炎上系のYouTuberでありながら信者の数も多くなっているのが特徴。
自分のことを「しゅしゃん」と呼ばせ、ファンをしっかりと囲い込んでいます。
シバターさんと電話する動画が人気
他のYouTuberを叩く炎上系動画の多いKUNさんですが、炎上系動画の元祖シバターさんと電話する動画が人気です。
シバターさんが自身のTwitterでKUNを批判する時期もありましたが、KUNさんが「自分はシバターのパクリと言われても構わない」という内容のリプを送り、それからシバターさんはKUNさんへ絡むことをやめました。
ゲーム実況にシフトチェンジ?
そんなKUNさんですが、最近は物申す系の投稿の頻度は少なっておりゲーム実況の投稿をメインに投稿されています。(チャンネル登録者は27万に増加)
その背景には色々な理由がありそうですが、本人曰く「ゲーム実況は稼げるから」とのことです。

炎上系YouTuberの社会的リスク
ここまで炎上系・物申す系YouTuberをご紹介してきて、中には「炎上させて再生数稼げばいいんだ!楽勝じゃん!」と思う方もいるかもしれません。
確かに、常に再生数が伸びやすい動画ネタが用意されているので、動画作りに困ることはそれほどありません。

そうですね。しかしそれは良い部分だけを見れば・・です。
当然炎上させて再生数を稼ぐ訳ですから、そこには一定のリスクがあります。
他ジャンルより身バレしやすい
炎上系YouTuberとして活動すると、当然のことながらアンチ、つまり敵が増えます。
他人を叩き、批判する動画を大々的に公開しているのですから、当たり前と言えば当たり前ですね。
知名度が上がるにしたがって、敵の数もどんどん増えていき「嫌がらせしてやろう!」と考える人も多くなります。
他ジャンルの場合は興味や好奇心、好意などから身バレしてしまうことが多いですが、炎上系の場合は完全な悪意を持って本名や住所を特定されるため身バレする可能性が高いです。
現実世界で危険な目にあう可能性も
炎上系YouTuberが本名や住所を特定されたらもう赤信号です。
現実世界でどんな犯罪に巻き込まれるかわかりません。知られたくない部分をネットで拡散されるくらいならまだマシですが、家に火をつけられたり夜道で後ろから刺されたりする可能性だってあります。
実際にシバター氏は過去にヒップホップの大物「漢aka氏」をネタにした動画をあげた事で、パチンコの営業中に絡まれた経緯もあります。
中途半端な覚悟で炎上系YouTuberになってしまうと、文字どおりに自分が火傷をしてしまうでしょう。
シバターさんが特に大きな被害に合っていないのは、格闘技をしていて強そうなイメージがあるからなのかもしれません。
Twitterなどのアカウントが凍結される恐れ
炎上系YouTuberは敵が多いです。
多くのアンチから通報され、迷惑行為を行っていると認定されればTwitterなどSNSのアカウントが凍結されて使えなくなる恐れもあります。
例をあげると、みずにゃんさんは荒らし行為をしすぎたため、2010年にニコ生を永久追放されています。
今後は広告がつかない可能性も?
最大のリスクがこちらです。
こちらの記事でも扱っていますが、Googleは素晴らしいコンテンツをユーザーに与えることを何よりも大切にしています。(YouTubeは2006年位Googleに買収されています)
現在も過激な動画(宗教・アダルト関連)には広告が付かなくなってきています。
ですので今後さらにGoogleが厳しい判断をするとなると、悪いイメージが強い炎上系・物申す系YouTuberの動画には広告は付かなくなる可能性は高いです。
それでも炎上系・物申す系YouTuberを目指したいなら!
それでも炎上系・物申す系YouTuberを目指したいならば、下記の要素を意識してみてください。
簡潔に伝える能力・トーク力を磨く
炎上系のYouTuberはとにかく喋ることが仕事です。
日本で最も有名なシバターさんがあれだけ人気を博しているのは、その簡潔で分かりやすいトーク力によるものが大きいです。
話の要点を的確に捉えわかりやすく話しつつ、炎上系としての過激な発言を交えていく話術はとてもレベルが高いですよね。
炎上系YouTuberを目指すならば、自信を持って一人で話し続けられるトーク力は必須です。
面白い動画を作りたいからと言って犯罪系は絶対にNG!
炎上系の動画を作ろうと思っても、とにかくめちゃくちゃすれば良いというものではありません。

仰る通りです。再生数を増やしたくて過激な事に走りたい気持ちは分かります。
しかし犯罪やマナー違反などに頼っても意味がありません。分別を行なって動画は作っていくべきだと思います。
過激とエンターテイメントを間違えないこと
上でも言いましたが、過激な行為とエンターテイメントを履き違えてはいけません。
決して過激な行動をするな、とは言いません。
ただそこに面白さがないと視聴者は見てくれませんし、付いてきてくれません。
例えば、過去にキーボードクラッシャーという少年が怒りながらキーボードを破壊する動画が昔流行りました。
これも言ってしまえば、物を壊すだけの動画なのですが、大きな笑いと楽しみを与えてくれる動画作りとなっています。
これと同じで、人気YouTuberの不祥事やテレビのゴシップネタや流行のものなどを批判し叩く動画を作るのが炎上系YouTuberとしての主な活動です。
しかしそこに飽きさせない面白さを加えることが大切です。
動画タイトルには印象的なキャッチフレーズを
どのジャンルにも言えることですが、YouTubeの動画はタイトルが非常に重要です。
中でも炎上系の動画はパッと見ただけで、印象に残りやすい&クリックしてもらいやすいキャッチフレーズを考えることが効果的です。
短くてわかりやすく、印象的なキャッチフレーズがあるのとないのでは、SNSでの拡散率が天と地ほど違います。
【まとめ】
今回は炎上系・物申す系YouTuberになる方法・リスクについて解説していきました。
炎上系・物申す系動画は拡散されやすい性質があり、再生回数が伸びて稼げる可能性も高いですが、リスクも非常に高いという事がお分かりいただけたかと思います。
正直リスクの大きさを考えると家庭を持っている人や正社員として仕事をしている人には不向きなジャンルと言えるでしょう。
リスクをきちんと理解した上で炎上系の動画制作にチャレンジしてみるのなら、しっかりと戦略を立てて制作を行っていきましょうね!
